空そらsky2(出会い)

〜基本登場人物〜



フロロ(♂、年少):シャンプー大好き年少さん      

    ギャロロの実の息子。

    (僕/○○さん/あの人)



ブレレ(♂、25):おじさ…お兄さん。元軍人。

    ネギが好きで白龍とよばれている。

    ギャロロの戦友兼親友。

    (俺/呼び捨て/アイツ)



ギャロロ(♂、25):一か月ほど前戦争でシママ(のあ宅)に

     敗れ、救護班に運ばれるが

     何故か行方不明に。

     少しワイルドな性格。黒龍とよばれる名ソルジャー

     (俺/お前/アイツ)




淡々と二話。



今日も幼年学校がおわり、放課後を迎えた。


いつも通る帰り道。
いつも出会う人。
いつもみる風景。


でも一つ、いつもとは違う「放課後」があった。



第二話〜出会い〜


違うのは、道。通学路。
大人のケロン人が仁王立ちをしていた。
身体は雪のように白く、
右目には傷、ニット帽に蒼いマフラー。


僕が黙ってみていると、突然その人は
話しかけてきた。


「…フロロだな。」


名前だけ言われても…。
僕は反応に困ったがとりあえず
「はい」と答えておいた。


初めて会う人にこんな風にされたら誰でも
不安になるだろう。
だが僕は用件を察した。アレでまちがいないだろう。


その様子を見てその人は、
「賢いな。もう察したのか。」
と驚いていた。
僕は、心当たりのあることを答えた。
黒龍…お父さんの話でしょ?」



「ああ、そのとうりだ。よし、フロロ、行くぞ!」


焦っているのか話の流れが読めない。
名前すらきいていないし、
いったいどこへいくというのだろうか。


「え?どこに??それに、誰ですか??」
僕は尋ねた。


すると、申し訳なさそうに男は答えた。
「あ?すまん!
俺はブレレ。お前の父のお友達だ。」


名前、関係はわかったがなんなのだろう。
肝心なところ…旅立つ理由をとばしている。
じーーっとみていると男はハッとした様子で
その答えを答えてくれた。


「旅立つ理由は、ギャロロを助けにいくこと!いいな?」


幼稚園児の僕にもわかるように簡単に
いってくれた。でも…

「お、お父さんは亡くなったはず…」
そう、こういう処理がされていた。


ブレレ「あ、えっと・・・そうだ!!!
俺の知り合いがよ、このまえみたってさ」


何かを隠しているようだったがお父さんとまた
くらせるなら……

フロロ「本当!?僕、いく!!!」


道祖神の招きにあって僕はいくことを決意した。




つづく



今回もいい感じに意味不明でしたねw
では、次回予告!!
次回は少し前のお話になります。
ギャロロは死んだのではなかった。
戦争の帰り道になにがおこったのか。


であであ。
お付き合い有難うございました